姿勢の大切さ

変更点
おうちの子の立ち姿や歩き方を気にかけたことはありますか?🐶🐱
今回、ご相談頂いたのはシェルティ14歳の男の子です。🐶
胆嚢粘液嚢腫による胆嚢摘出、慢性腎臓病、てんかん様発作などを抱えながらも、ドッグランでいっぱい走る元気な子です!
普段から漢方や鍼治療などで往診をさせて頂いていますが、そちらの改善点は後日改めて、投稿させていただきます。
今回は歩く時に爪をこする音が気になってきたとの事で往診で整体をさせて頂きました。

実は、この段階でご連絡頂いたことが治療結果を大きく左右する大切なポイントになります‼️

多くの子は痛みがでたり、跛行(歩き方の明らかな異常)がでた段階で治療をスタートします。そうすると、治療の回数も多くなり、完治に時間がかかってしまいます😔

この子の場合は前肢に重心が偏ることで、背中が少しまるまり、頭が下がったような状態になってきていました。
それを、後肢を後ろに下げることでバランスを取っていたため、足が上手く上がらずに、爪先を擦って歩くようになっていたと考えられます。

1回の施術で写真のbefore、afterのように頭が上がり、腰の丸まりがとれ、後肢が自然な位置に戻りました。気になっていた、爪先を擦る音もなくなり、飼い主様が気づいていなかった
首が上がらないという不調も改善することが出来ました😁
このような病気とは言えない状態(未病)でも長い間放置することで、ヘルニアや起立困難などの病気を起こす可能性が高くなってしまいます。
このような、飼い主様だけが気づけるおうちの子の異変を病気になる前に改善していくことが大切になりますので、些細なことでも気になることがある方は是非1度お気軽にご相談ください。

イーズ動物往診所

往診専門動物病院のイーズ動物往診所です。 西洋医学と東洋医学の統合医療をもちいて、動物と飼い主様の負担の軽減、治療、未病対策、生活の質の維持を行っています。

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